はじめまして!
当ブログの管理人のSUM(サム)と申します。
この記事を読んで下さり、ありがとうございます。
突然ですが、「チー牛」または「弱者男性」といった言葉をみなさん聞いたことはないでしょうか。
「チー牛」とはチーズ牛丼の略称であるネットスラングで、いわゆる「陰キャ」「非モテ」と呼ばれる男性に対して用いられる言葉です。
「弱者男性」もインターネット上で生まれた用語で、「容姿やコミュニケーション能力に劣っている」「モテなくて独身」「非正規雇用などの理由でお金がなくて貧困」などの特徴があります。

私SUM本人はこの「チー牛」「弱者男性」を自称しております。
自分に自信が持てず、なかなか自己肯定感が育たず、学生時代は運動も勉強もできず周りと比較しては落ち込む日々。
恋愛方面でも彼女をつくってみようと頑張ってみるも、何度もお断りされて次のデートに繋がらなかったり……と散々。
これまでに何度も苦しい思いをしてきました。
こうして文字に起こすとえぐいですね笑
また現役世代の男性にとって、令和の現代社会はひと昔前に比べて非常に生きにくい社会になったと感じます。
私が子供の頃というと90年代になるのですが、その頃は小学校の同級生の母親のほとんどは専業主婦でした。
昭和の時代は「男は結婚して家庭を養い、女は家庭に入り家を守る」というレールに乗るのが当たり前でしたからね。
自分もいつか大人になったら当たり前に就職し、結婚して家庭を築き、奥さんと子供を養っていくのだろう……と疑っていませんでした。
まさにクレヨンしんちゃんの野原ひろしのようなイメージですね。
しかし令和の現代は少子高齢化が深刻化し、物価も上がり、社会保障費も増え続け、会社員の給料だけで妻子を養うことがとても難しい時代になりました。
先ほど野原ひろしを例に挙げましたが、彼は専業主婦の嫁と子供2人と犬1匹を養い、首都圏に通える範囲の春日部に一戸建てを持ち、毎日ビールを晩酌する男です。
令和の時代で考えたら、野原ひろしってとんでもないエリートですよね。

今や結婚は贅沢品。90年代当時は冴えない会社員と言われていた野原ひろしが、失われた30年によりエリートと言われるようになった令和。
金銭的に恵まれない時代になってしまいました。
金銭面だけではなく、恋愛結婚も一筋縄ではいきません。
昭和はお見合い婚が主流でしたが、現代は自由恋愛が主流となり、男性が自らの魅力で女性を口説き落とさなければ結婚することはできません。
自分もマッチングアプリや街コンなどいろいろな出会いの手段を試してみたのですが、まあ酷い。
なぜかマッチングアプリは男性のみ有料で、街コンも男性6000円とかに対して女性1000円とかだったりするんですよね。
そのため、このような出会いの場では女性が圧倒的に有利な立場でいることができます。男女平等とは?
なにか1つでも気に入らないことがあれば、まるでTVゲームのリセットボタンのようにかんたんブロック。
女性から無言でドタキャンブロックされたりする経験、覚えのある男性はかなり多いのではないでしょうか。

恋愛面についても、非常に苦しい時代になりました。
このように、金銭面でも恋愛面でも現役世代の男性は非常に苦しい状況に陥っています。
既に50代60代に突入した方々は現役世代の苦しさを知らないため、「もっと苦労して稼げ!」「昔のサラリーマンは大変だったんだぞ!」「早く結婚しろ!」「おれの若い頃はなウンタラカンタラペラペラクドクド」と好き放題ほざきはじめるわけです。

今は令和という時代に移り変わったのに、いったい何の寝言を言ってるんでしょうね。
これだけよってたかって現役世代の男を虐めていたら、日本が衰退するのも当たり前です。
このような時代背景が「チー牛」「弱者男性」をたくさん生み出したと私は考えています。
しかしこれは時代が変わった結果、仕方のないことなのだと思います。
バブル世代、氷河期世代、ゆとり世代……生まれた時代によって、人々の価値観は大きく変わります。
戦国時代を駆けるお侍さんの価値観がわかる人間なんてもうこの世にはいませんからね。
この世を恨みたくなる気持ち、痛いほどわかります。でも、恨んでも何もはじまらない。恨んだところで、現状が改善されることは決してない。
悔しいですが、自分の努力でコントロールできないことは嘆いても仕方ないのです。
では、チー牛と呼ばれる我々はいったいどうしたらいいのか。
私は1つの結論に辿り着きました。
新しいことに果敢に挑戦していく
これが、幸せに生きる最適解だと思います。
新しいことに挑戦ってエネルギーがいる行為なので、めんどくさいと思う方も多いでしょう。
ですが、何も行動を起こさなかったら何も変わらないんですよね。
現状を打破したいのであれば、今までと同じことだけしていてはダメなんです。
新しいことに挑戦し、何かしらの変化を自分にもたらしていく。これこそが、幸せへの近道だと私は考えます。
私はチー牛である今の自分には到底納得できていません。
お金は稼ぎたいし、最愛の彼女をつくって結婚だってしてみたいし、何より自分で自分のことを大好きになりたい。自分は幸せなんだと、胸を張って言えるようになりたい。今のままの自分では終わりたくない。やれることはやり切ってから死にたい。
だからこそ、これまであらゆることに挑戦してきました。
自分が興味あることはどんどんやってみたり、新しいコミュニティの輪に恐れず飛び込んでみたり、仕事がしんどいと感じれば異動希望を出したり転職活動をしてみたり――
最初はとても勇気がいる行為でした。うまくいかなかったり、失敗したこともたくさんあります。
しかしこれらの行動のおかげでプライベートの友人がたくさん増え、コミュニケーション能力が向上することを実感しました。
以前の職場ではメンタルを病んで会社に行けなくなってしまう経験もしましたが、今ではそんなこともなくなり少しずつ環境は良くなっています。
最近ではバンドを組み、ステージでエレキギターを披露するという経験もしました。
今でもメンタルは落ち込むこともあるし、非モテであることに変わりはありませんが、なんとか陽キャに擬態できるレベルにはなったと思います。
難しいことはなに一つやっていません。必要なのは新しいことに挑戦する勇気、これだけでした。
ほんの少しの勇気で、人生は変えていけるのだと思います。
これからも自分の幸せのために、挑戦を続けていきたいと思っています。

このブログをはじめたのも挑戦の一環です。
元々文章を書くのは好きで、何か書いてみたいなと思っていたところなのですが、今の自分が書いてみたいテーマは「脱チー牛」です。
私のこれまでの経験や考えなどを発信し、少しでも思い悩む方々の心に届けばいいなと思っています。
共に足掻きましょう!
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